個人でレンタルサーバーと契約する場合、
ほとんどの方が、共有サーバーというプランを選択するでしょう。
共有サーバーとは、他の複数のユーザーと一緒に、
レンタルサーバー領域を共有し、利用する形式です。
ですので、1ユーザーだけ際だった使用することは制限されています。
とは言っても、普通に使用していても、複雑なアプリケーションやCGIプログラム等を
動作させている方が多くいると、そのサーバーのリソースが一杯となり、
他のユーザーの動作が悪くなるということも起こりうるわけです。
基本的に、他のユーザーの過度な使用にかかわらず、
自分だけの利用をしたい場合には専用サーバーを持つ必要があります。
しかし、個人ではそこまで必要性がないというのが現状ですよね。
※人によっては持っている方もいるでしょう。
ただ、共有サーバーでも今では高機能かつリーズナブルなものが数多くあります。
中でも、マルチドメイン機能が無制限であるとか、
データ転送量が無制限であるとか、メールアドレス無制限とか等
共有サーバーでありながら、制限を付けないサービスが出てきています。
勿論、契約したサーバー容量内で、無制限という意味あいでしょうが、
一つのレンタルサーバーで全てをこなそうとすることは避ける方が良いでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください→ サーバー分散の重要性について
ここで、共有サーバーならではの問題を一通り挙げておきましょう。
サーバーが負荷によりストップするリスク
これは、非常に重大な問題です。
ほとんどのサーバーでこのようなことが起きることはまずないと思いますが、
例えば、大きなサイトを運営している方で、
そのサイトに1日に数万アクセスといった重度な負荷を与えてしまった場合に起こります。
そのサイトだけでなく、そのサイトを設定しているサーバーがダウンするということです。
サーバー負荷による動作環境の悪化
これは、長い期間レンタルサーバーを運営している会社によくありますが、
長年運営している場合、ユーザーも多く定着しています。
それにより、個々のユーザーの使用により、動作環境が悪いとか、
サイト表示速度が遅くなった等の不具合が生じ始めることがあります。
滅多にありませんが、無いこともありません。
当然ながら、しっかりと管理・運営しているレンタルサーバーがほとんどです。
※結構口コミでお耳にすることが多いので。
メール配信による悪影響
これは、当サイト管理人の私も多く経験している部分ですが、
メール関係は、共有サーバーですと結構大きく影響されます。
例えば、大量にメルマガをサーバー設置型の
プログラムから配信する方がいる場合に、
その影響で、サーバー自体が迷惑メール扱いに成ってしまう可能性です。
普通に使っている方でも、
共有している以上、1人の迷惑ユーザーのおかげで、
他のユーザーが悪影響を被ることになります。
仕方のないことですので、おのおので対処するか、
それを防ぐために、サーバーを分散させるということが必要となります。
以上になります。
当サイトコンテンツがお役に立てば幸いです。
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